自転車運転のルール1
皆さん、こんにちは。愛で世界を語るブログ、第6回です。
私は、交通ルールが好きです。
もちろん、命や安全を守ってくれるルールだというのもあります。
さらに言えば、強いものがより厳しいルールを守って、弱いものを大切にするようにできているからです。
自動車のルールは自転車より厳しく、自転車のルールは歩行者よりも厳しい。
愛を感じます。
そういうわけで、今回からしばらく、自転車運転ルールの話をします。
自転車運転のルールは基本として、まず「自転車安全利用5則」というのがあります。
そのうち4番目の項目にいろいろ入っているので、今回は3つまで話します。
自転車を運転する皆さん、一緒に確認しましょう。
1 自転車は車道が原則、歩道は例外。
基本は車道を走らなければなりません。
なぜでしょうか。
自転車は、交通法規上は、「軽車両」、つまり車と分類されるからです。
でも、信号は歩行者信号が適用されます。
右折は二段階右折。これは原付と同じです。
車と自転車の力関係的には、自転車はかなり非力に思えるのですが、そうなのです。
そして、車道を通るからには、、、
2 当然、車道は左側通行。
車と同じく、逆走は禁止です。
理由は、逆走したら正面衝突する危険があるからです。
そして、、、
3 例外的に歩道を走るときは、歩行者優先で、車道側を徐行。
歩行者優先です!
ですので、ただ、歩行者が前を塞いでいるからと
呼び鈴をちりんちりん鳴らすことは美しくありません。
愛をもって、声を掛け合いましょう。
道をあけてくれた歩行者には、「ありがとうございます。」というのが素敵です。
さて、徐行は、どのくらいのスピードでしょうか。
時速10kmで、3m以内に止まれるのが目安とも言われます。
しかし、自転車には速度メーターの設置が義務付けられていませんので、時速10kmと言われても実感は難しいですよね。
一番大事なことは、ブレーキをかけてすぐ止まれるかどうかです。
交通法規は、車の運転者が前方を注視して運転することを前提に組み立てられています。
したがって、この前方注視を阻害する行為は禁止されていますが、これは次回以降に書きます。
前方を注視した運転者が、何か異変を発見して急ブレーキを踏んで、事故を未然に防げるかどうか、という観点から、歩道では「徐行」が求められているのです。
これは、自動車も同じ考えで制度設計されています。
歩道は、いつ歩行者が想定外の行動をするか分からないですし、近隣の施設から飛び出しがあるかもしれません。
したがって、異変を発見してから急ブレーキを踏んで、事故を防げるように走らないといけません。
そう考えると、まず、ブレーキがちゃんと機能していないといけませんし、優先である歩行者が予想外な行動をしても、対応できる程度のスピードで、臨機応変に走ることが求められます。
それは、簡単に言えば、多くの人が考えているより、ずっとゆっくりです。
歩道は、愛をもってゆっくり。
速く走りたいときは、車道を走りましょう。
自転車運転は、愛をもって、ルールを守って。
愛で世界を語るブログでした。最後まで読んで下さってありがとうございました。