自転車運転のルール2
皆さん、こんにちは。愛で世界を語るブログ、第7回。
自転車運転のルールその2です。
前回に引き続き、「自転車安全利用5則」の4と5、そして+αをお知らせします。
実は4番目は、「安全ルールを守る。」ということで、たくさんの項目があります。
しかし、基本は、自転車が「軽車両」であり、車と同じだと思えば理解できます。
・信号を守る。
・飲酒運転禁止。
・交差点での一時停止、安全確認。
・夜間ライト点灯。
それから、自転車ならではのルールが2つ。
・二人乗り禁止(小さい子供を除く)。自転車は1人乗りの車なのです。
・並進禁止(標識のある場所のみ2台まで)。これは見逃されがち。
次に5番目は、子供はヘルメット着用。
大人も推奨されています。これは事故における死亡率が全く異なるからです。
さて、これらに加えて、最近、問題になっている+αの3つの行為についてお話しします。
1 傘さし運転の禁止
ここで私が掲載している行為は、すべて罰金を取られる可能性のある行為です。
雨の日は、もともと視界も悪く、地面が濡れているため安定もよくないです。
傘さし運転は、これを助長する行為なので、禁止されています。
2 携帯電話・スマートフォンの使用禁止
傘さし運転よりも、はるかに問題なのがこちらです。
前回、交通法規は、車の運転者が前方を注視して運転することを前提に組み立てられていて、前方注視を阻害する行為は禁止されているとお話ししました。
携帯電話・スマートフォンを見ながら運転するのは、簡単にいえばよそ見運転です。
よそ見して運転されてしまうと、運転者は前を見て走るものだという交通ルールの前提が全部ひっくり返されてしまいます。
速い速度なら、1,2秒よそ見をしたら5~10mも進んでしまいます。
もう事故を避けるなんて問題になりません。
3秒よそ見しても事故が起こらないのはよほど運がいいのです。
実際に、裁判では、3秒よそ見して事故を起こした、という人がいると、「じゃあここで3秒数えてみて。」とやったりします。
傍聴人もびっくりするほど長い時間です。
皆さんも3秒、ゆっくり数えてみてください。
自転車を運転しているとしたら、あり得ないほど長い時間なのです。
さらに、自転車は、4輪自動車よりも安定の悪いので、よそ見運転を始めると確実に蛇行します。
どんなにゆっくり運転していても、です。
したがって、、、とにかく周りがめちゃくちゃ迷惑です。
けれど、本人が一番気づかないです。
絶対やめましょう。
運転者は、とにかく前を見ないなら愛がないです。
3 イヤホンなどの使用禁止
これは、周りから音で得られる情報を拾えなくなるからです。
特に、両耳をイヤホンでふさいでしまうのは、目だけに頼って運転することになりますから、絶対やめましょう。
余談ですが、歩行者も含めて、両耳をイヤホンで塞いで進行すると、泥棒や痴漢が接近してきても、気づかない原因になります。
状況をよく考えてイヤホンを使用することをお勧めします。
もちろん、ながらスマホも同じです。
運転者は、愛をもって、前を見て。
愛で世界を語るブログでした。今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございます。