月別: 2020年5月

マスクで愛する

マスクで愛する

妻氏がお知り合いからいただいたおしゃれマスク。本当に素敵です。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第26回です。

このSTAYホーム期間に、最も世間から注目を浴び、新たなファッションアイテムとして世の中に躍り出たのは、なんといってもマスクさんです。

最近は、おしゃれなマスクをしている人を見かけると、おっと目を引かれるようになりました。

そんなさなか、大胆なマスクが登場するようです。

それが、こちら、「STOP!オレオレ詐欺」ステッカーつきマスクです。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052101015&g=soc

ステッカーがマスク全体に比べると小さめではありますが、なかなか大胆な発想ですよね。

マスクを使ってでも、人々を助けるメッセージを送ろうというアイデアは、素晴らしいと思います。

「息苦しい。」「カッコ悪い。」「つける意味がない。」とか、色々散々言われて、マスクさんも忸怩たる思いをしていたと思いますが、今のマスクさんは、世の中で本当に輝いていますね。

考えてみれば、日本で約1.3億人、世界で約77億人のかなりの人がマスクをするのですから、そこから素敵なメッセージが伝えられたら、よい世の中になるような。

マスクにも愛のメッセージをこめて

世界を愛で語るブログでした。読んで下さり、ありがとうございます。

愛のルーティン

愛のルーティン

我が家の金魚たちです。それぞれ娘がつけたかわいい名前があります。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第25回です。

今日は、私が大切にしているルーティン思考についてお話ししたいと思います。

ルーティン(routine)というのは、お決まりのパターン、といった意味でもありますが、この言葉に極めてポジティブなイメージを与えたのは、超一流スポーツ選手たちです。

たとえば、イチロー選手。ルーティンという言葉を有名にした方の一人です。打席に入る前には、毎回毎回、必ず同じ動作を繰り返していました。

また、2015年ラグビーワールドカップで有名になった五郎丸選手。キックを蹴る前の独特な動作を真似したお子さんも多かったと思います。

スポーツ界では、ルーティンを活用することでパフォーマンスによい影響があることはよく知られています。

その効用は、なんといっても、パフォーマンスの安定です。一流選手ならば調子がよければ高いパフォーマンスが出るのは当たり前ですが、超一流選手は、さらにその高いパフォーマンスを安定して発揮するために、ルーティンを活用しているようです。

私は、これを、私たちの仕事や生活にも活用できると考えています。

自分の仕事や生活によい影響を与える生活パターンを”Good routine”、悪い影響を与える生活パターンを”Bad routine”、と呼んでいます。

たとえば、早起きをするのはGood routine、そのために前日に早く寝るのもGood routine、しかし、寝る前にスマホを見てしまうと、寝付きが悪くなるのでBad routine、といった感じです。

ちなみに、早起きのroutineについては、同じSail of the Lord Churchの方のとても面白い(野球でいえば、振り切れている)ブログがあるので、興味がある方はご覧になってください( エドワードJr.のブログ 
https://atoz2020.hatenablog.com/entry/2020/05/18/125006 )。

Good routineは徹底して繰り返し、さらに精度を上げていき、Bad routineは、なくしていく。

こうすることで、仕事や生活の質を上げ、かつ安定させることができると考え、常に生活を点検して、いろいろお試ししています。

また、生活様式のroutine以上に重要なのが、思考のroutineである、と私は考えています。

以前、Gridについてお話ししました(愛で、最後までやり抜く(GRITのお話) – http://lawyer.sail-church.tokyo/entry/2020/05/08/024247)、成功の秘訣である、最後までやり抜く力を得るためには、思考のBad routine、つまり将来に対して悲観的なroutineをなくし、むしろ今はできなくても、未来は違う!という思考のGood routineが必要です。

実は、私がこの思考のGood routineを身に付けることに挑戦するのは、「年を取れば、考えが固くなり、変えるのは難しい。」という常識を打破するためでもあります。

それができる、と思わせてくれるのは、実は、私と正反対の性格で、正反対のことが得意な妻氏の存在です。妻氏の考えは私とは正反対で、私の過去の考えを180度変えないと受け入れられない場合も多かったのです。

しかし、そういうときこそ、思考のBad routineを抜け出すチャンスであり、実際、感性、文化、芸術の人生における効用を、私は妻氏から学び、20代の時よりも、もっと多くの新たな思考のGood routineを獲得することができました。

新たな思考のGood routineは、人生に本当に豊かな味わいをもたらしてくれます。それは、身近な人を愛して心から受け入れるところからくるものでした。

愛は最高のGood routine

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埋もれていたものに愛の光をあてる

埋もれていたものに愛の光をあてる

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本日は、娘が切手シートを作成しました。絵柄は、娘の好きなもみの木だそうです。お値段が1000円なのはご愛敬。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第24回です。

昨晩、家族でハサミを探していて、こんなハサミを見つけてしまい、娘が大喜び。

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こんなハサミが欲しかった!切手を作ろう!

、、、というわけで、切手作りにいそしんだ次第です。

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こちらがもう一種類の絵柄です。こちらはお値段100円になります。太陽はパパが、月は娘が書きました。

すごいイマジネーション。感動しました。

そして、数十枚の切手をサクサク作り、在宅勤務の合間のパパにつきあわせて、郵便局長になり、切手を毎度のごとくピーターラビットたちに売り付け、手紙を出させるという。

好きなことのために出るパワーすごい。

ところで、このハサミ、実は、かなり前からおうちにあったのです。

私が他のハサミと一緒にしまっていたので、忘れられていたのですが、これだけで、2、3日娘はひたすら遊べそうです。

ハサミも、きっと喜んでいる!?と思います。ずっと寝かされているよりは、絶対。

埋もれているものに光をあてる愛もある

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本を読む愛、読まない愛(時の話)

本を読む愛、読まない愛(時の話)

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庭のさつきが花開いています。5月は私の時、とばかりに。花にも時があります。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第23回です。

本日、通っていた外国語教室が、STAYホーム期間でWebクラスになりましたので、Webで授業を受けました。

その中で、講師の先生から、「皆さん、STAYホームになって、読書量は増えましたか?」という質問を受けました。クラスの方々の反応は様々でしたが、、、皆様はいかがでしょうか?

私は、、、ダントツで減りました!

なぜならば、、、STAYホーム前は、通勤電車で本を読んでいたからです。往復で1時間から1時30分、週5日、かなりの時間、本が読めました。

今は通勤時間がなくなり、その分自由に時間が使えるようになりましたが、読書の時間はほとんどなくなってしまいました。もちろん、もっと私が意識すれば読書もできると思います。ただ、怠けてるだけかもなのですが、その時間はほとんど娘にもぎとられております。。。

しかし、タイミングというのはあると思います。通勤してた期間だからこそ、無理しなくても、楽に、たくさん本を読めたんですよね。それしかできないから、とすっと選択できました。

今は、STAYホームだから、無理することなく家族との時間を選択できます。今の環境で、できることを探していたら、これをやろう、と、自然に思えたのです。

どんな環境でも、できることを探していたら、自然とやるべきことを選択していけるし、逆に、その時にやらないと後ではできないんだなあ、ということを感じます。

その時にやるべきことをやるのは、その時を愛することでもある。

STAYホームも終わりが見えつつあります。その先も、STAYホームの前と、全く同じではなさそうですよね。

今やるべきことを全力でやって、このSTAYホーム期間を愛し抜いて、STAYホーム後の新しい世界では、また、新しい何かを見つけてつかんでいきたいな~とぼんやり考えています。

その時にしかできないことがある。その時を愛そう。

世界を愛で語るブログでした。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

やるべきことをやるのが、愛

やるべきことをやるのが、愛

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我が家は、今日からプール開きです。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第22回です。

今日は、ついに、庭の芝刈りを敢行しました。

木々の剪定や雑草むしりは先週までに終えていたのですが、私がずっと二の足を踏んでいたのが芝刈りでした。

あまりお手入れをしないまま、数ヶ月切らずにボサボサになった髪の毛のような芝生。

実はうちには芝刈機があるのですが、

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芝生がボサボサになると、最初10センチくらいは、ハサミでチョキチョキやらないと、芝刈機も芝生が絡んでしまい、使えないのです。。。そのハサミでチョキチョキが大変に思えてしまい、、、。

ところが、そんなこんなで二の足を踏む私に、妻氏が、正調の関西弁で「チョキチョキやるの、簡単やで。やるよ、私。」といって、さっさと庭に出て、ハサミを入れ出したのでした。

おお、勇者よ、、、。

妻氏がやるのに私がやらないわけなはいかない(逆は必ずしも真ではない。)ので、遅れて出ていき、一緒にやりました。

すると、あれよあれよと手入れは進み、本日、すべての刈り込みを終了!

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ついに、庭のお手入れコンプリートしました!

一人ではできませんでした、、、勇者妻氏に感謝です。

そして、勝利した我らのもとに、娘から「プールだして。」とのお申し出がありまして、はい、今日からプール開きです。

、、、うちの子は、プールに入り始めると、市民プールですと5時間くらいは入る強者ですが、今日はなんとか3時間で打ち止め。。。

何でも無心にやってるとあっと言うまです。しかし、娘はすでに学校の課題の粘土細工に取り組み始め、、、

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完成だそうです。なにかわかりますか。。。

アマガエルだそうです。

妻氏がべた褒めの逸品。

このあと、私は、プランターに植えてあるベビーキャロットの芽を間引きしました。

これで、今日の一幕は終了。

大人になれば、なかなか暇なことなんてないので「忙しい。」はデフォルトなのですが、大切なのは、本当に「やるべきことをやった。」といえるかどうかなのだと感じます。

家族と過ごす時間を大切にすることも、やるべきこと。STAYホーム期間を最後まで大切にしたいです。

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いま、娘は私の背中を枕にして、タブレットでハンカチのデザイン活動にいそしんでいます、、、。

やるべきことをやるのが、愛

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愛のごっこ遊び

愛のごっこ遊び

f:id:sailch-blog:20200516223008j:image本日の何度目かのごっこ遊び、パソコン教室で、娘お手製のパソコンで学ぶピーターラビットさん(娘の長男の設定)。

 

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第21回です。

 

本日も、STAYホームの中、娘のごっこ遊びが果てしなく展開されました。

 

・お母さんと赤ちゃんごっこ(4、5回)

・ガチャガチャ屋さんごっこ(2回)

・プレゼント屋さんごっこ

・体操教室ごっこ

・パソコン教室ごっこ

・英語教室ごっこ

 

、、、正確に記憶してるだけでも、これくらいはやりました。

 

ごっこ遊びは、様々な遊びの中でも、脳の発達にとてもよい、と聞いていたため、ひたすら一緒にどたばた過ごしております。

 

ちなみに、頻出するピーターラビットさんは、娘の長男で、いたずら好きで怠け者の設定のため、いつも娘に厳しくしつけられています。

 

主要なキャラクターである人形たちにはみな名前があり、性格もある程度決まっています。

 

聞くところでは、ごっこ遊びは、2歳ころから始まり、4-5歳でピークを迎え、学童期からは急速に減少する、、、とのことですが、7歳小学生の娘、絶賛ピーク中です。その年なら友達とやるのが本来ですが、、、コロナが憎い(笑)いや、そうでなければ娘とこんな思い出は作れないから、STAYホームに感謝ですね(笑)(笑)

 

でもまあ、一緒に設定を考え、小道具を作り、配役に従ってアドリブでコミュニケーションを繰り返すのですから、きっと脳にはいいんだろう、、、と信じております。。。

 

しかし、付き合うのはホントにしんどいです。。。自分が主役ではないからなのかな。自分が主役なら疲れないと思うんです。でも、自分が主役ではなくて、誰かが輝くために頑張り続けることこそ愛なのだ!と。。。

 

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ふと横を見ると、すべてのごっこ遊びでメインキャラクターを演じたピーターラビットさんも、お疲れの様子。

 

まあ、娘がかわいくて仕方のない、親バカの戯言です。

 

ごっこ遊びは、愛なのだ

 

そのままですみません。世界を愛で語るブログでした。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

ニセモノの見分け方

ニセモノの見分け方

f:id:sailch-blog:20200515071652j:imageある国民的キャラクターのニセモノです。このくらい分かりやすければいいのですが、、、。

 

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第20回です。

 

突然ですが、問題です。次の2つのうち、本物の神戸市のホームページはどちらでしょうか。

 

A

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B

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皆様、いかがでしょうか。自信を持って回答できた方は、本当にすごいです!

 

正解は、Bが本物。Aはニセモノです。

 

ほとんど区別不能ですよね。

 

詐欺師は、わざわざ「私は詐欺師です。」とはいいませんし、むしろ、人々が信頼できると考えているもののふりをします。

その典型が公務員や金融機関であることは以前にご説明しました (→ 愛を奪うやつらは、いったい誰だ  https://sailch-blog.hatenablog.com/entry/2020/04/26/175715 )。

 

今回ご紹介するのは、そのオンライン、インターネット版です。

 

つまり、電話でかけてくるのではなく、インターネット上に罠を仕掛けるタイプの詐欺です。こういう、もはや一見したら区別が不可能なニセモノのサイトが、1000件以上発見されたと報道もありました。

 

では、どうやってニセモノを区別するのでしょうか?

 

やはり、住所を詳しくみることです。つまり、ドメインですね。

 

たとえば、神戸市のホームページの正しいアドレスは

 

https://www.city.kobe.lg.jp/

 

なのですが、ニセモノはここまでは同じにすることができません。「.lg.jp」は本物の地方公共団体しか使えませんので。

 

ニセモノは、末尾がアドレス末尾が「.tk」「.ga」「.gq」「.ml」などになっているそうです。

 

妻が教えてくれたのですが、.tkはニュージーランドの領土であるトケラウ、.gaはガボン共和国、.gqは赤道ギニア、.mlはマリ共和国にそれぞれ割り当てられたドメインだそうです。海外からでも簡単に取得できるので、詐欺に利用されやすいとか。捕まりにくいですしね。

 

トケラウ、ってアメリカとニュージーランドの境目くらいにある島のようです。

 

これらの国や地域は、割り当てられた国別ドメイン名 を貸し出すことによって何とか外貨を獲得しようとしていることもあるそうなので、仕方がないのかもしれませんが、、、。

 

皆さん、絶対に油断しないで確認しましょう!知っていればやられません。そして、気づいたら、警察や本物の地方公共団体に通報しましょう!そうすれば、ニセモノは消えていきます。

 

本物とニセモノを見分け、愛で助け合おう

 

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愛してこそ、新しい文化も創造される

愛してこそ、新しい文化も創造される

f:id:sailch-blog:20200514053627j:image近所の公園に咲いていたバラです。花言葉は「愛情」と「美貌」。さすが、女王の貫禄。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第19回です。

 

前回に引き続いて、異文化コミュニケーションについて、エリン・メイヤーさんの本を題材に私が業務を通じて経験したことをお伝えしたいと思います(前回→ グローバルは愛の総和 https://sailch-blog.hatenablog.com/entry/2020/05/12/232722 )。

 

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アメリカ、韓国、日本でも企業文化は全く異なるとお伝えしましたが、分かりやすい2点で説明したいと思います。

 

それは、

1  意思決定プロセス

2  組織構造

の2点です。

 

まず、1  意思決定プロセス、ですが、これは、

A トップダウン

B ボトムアップ

簡単に言えばこの2つに分かれます。

さて、韓国、日本、アメリカはそれぞれどちらでしょうか?

 

答えは

A トップダウン 韓国、アメリ

B    ボトムアップ 日本

です。

 

トップダウンの特徴は、メリットとして決断が早くなる。デメリットとして、あとあと変更や修正が多くなる。

ボトムアップの特徴は、メリットとして知見を結集するため安定的な決断がしやすい、デメリットとして、決断が遅くなる、変更や修正が難しい、という点が挙げられます。

 

次です。2 組織構造、こちらは

A ヒエラルキー構造

B フラットな構造

さて、日本、アメリカ、韓国はそれぞれどちらでしょうか?

 

答えは

A ヒエラルキー構造 日本、韓国

B フラットな構造 アメリ

です。

 

ヒエラルキーは、トップのコミュニケーションの負担を分散させやすくなる代わりに、どうしても下層にいけばいくほどその声が届きにくくなります。

逆に、フラットな構造では、どんなメンバーでも気軽にトップとコミュニケーションできる反面、トップの負担や責任が大きくなります。

 

ここまででお分かりいただけたとおり、この2つの要素だけでも、

アメリカ トップダウン×フラット

韓国 トップダウン×ヒエラルキー

日本 ボトムアップ×ヒエラルキー

と、完全に三者三様です。

 

こういう文化的な背景をしらないと、アメリカ系の企業からやってきたマーケティング担当者が、日本企業で施策を任され、ばっちり準備して完璧に役員の前でプレゼンしたのに、全然採用されないで、他の人の案が採用される、といったことが起こる、というわけです。これはエリン・メイヤーさんの著書でも取り上げられています。他の人は当然のようにプレゼンの前の根回しで勝負は決まることを知っていた訳です。

 

逆に、韓国の企業で同じアジアの企業だからとせっせと根回しをしても、会議の場でトップダウンで次々に異なる指示を出されて、スピード感のある対応ができなくて失望される、といった事例も見かけます。これも、韓国は日本よりもスピード重視で、トップダウンなのを知らないから起こることです。

 

また、日本や韓国の企業では、いわゆる「レイヤー飛ばし」はものすごく嫌がられるのですが、アメリカ企業で育った方にはそれが理解できなかったりします。

 

このようなプチ・文化的衝突を避けるには、それぞれの組織の文化的な背景を知っていることが何より大きいです。その上で、相手の文化を受け入れて適応できるかになります。

 

ここでは、こっちが優れているか、とか、私はこうやってきた、前の企業はこうだった、はたまたこれがグローバル・スタンダードだ、といった考え自体、私が見てきた限り何の役にも立ちません。こういう考えから離れられない方は、一定の文化圏の企業にしか定着できません。

 

前回にお伝えしましたように、グローバルは、ローカルの総和ですから、ローカル同士がお互いを受け入れてこそ生まれるものであり、どちらかの押し付けであれば、ただのローカルの拡張にしかならないです。

 

しかし、ローカルとローカルが真の意味で融合すれば、たとえば先ほどのそれぞれのAとBの長所を掛け合わせたような企業文化が生まれます。それは、一人一人の受容と適応、根本的には愛から始まるものです。

 

愛してこそ、新しい文化も創造される

 

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グローバルは愛の総和

グローバルは愛の総和

f:id:sailch-blog:20200512182445j:imageコロナのおかげで娘はオセロを覚えました。私、そんなに強くないのでもう追い抜かれそうです💦

こんにちは、皆様。世界を愛で語るブログ、第18回です。

 

今日は、同じSail of the Lord Church(セイルオブザロードチャーチ)に通う方が書いているアンデレ日誌

(https://hr-od-sail.hatenablog.com/entry/2020/05/11/213538)

というブログに、気になる内容がありましたのでご紹介します。

 

在宅勤務が前提でチーム作りをすると、普段は無意識で入ってくる情報が入ってこないので、仕事には集中できるけれど、お互いの状況が見えにくいというお話しでした。

 

この話で思い出したのですが、知り合いの人事のヘッドハンターの方も、最近、こんなことをおっしゃっていました。

 

「日本の企業は、中途採用をするとき、このコロナの環境下でも、絶対に、最後に一度でもいいから直接会って面接をしたいという。海外が本社の会社は全然そんなことないのに。」

 

日本では、直接会って話すことが重視される。これには色々な理由があると思うのですが、アンデレ日誌さんがおっしゃったように、文化的には、日本は、特に欧米系のコミュニティに比べて、言葉以外でのコミュニケーション(non-verbal communication)の比率がとても高いことが影響しているかもしれません。

 

これについて、私はエリン・メイヤーさんの「異文化理解力」という本を読んで、数年前から自分の業務を通じて検証してきました。

 

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会社でのコミュニケーションを観察していると、やはり欧米系の会社で育った方は、論理的な思考を言語化して、対話や議論をすることに重きを置いているのがよく感じられました。

 

日本などのアジアの会社では、言語外の事象から情報を読み取る能力が重視されますが、それゆえか、思考を言語化することには欧米の方ほど重きを置いていないようで、表面的にはロジカルに見えないときがあるようです。

 

したがって、欧米系の会社に慣れ親しんだ方は、アジア系の会社の経営がロジカルに言語化されていないことにストレスを感じますし、逆に、何でもロジカルな議論を要求する欧米のスタイルには、アジア系の会社で育った方は戸惑う傾向があります。

 

こういう場面で私がいつも心がけるのは、これは、どちらが優れているか、という問題ではなく、企業だけでもない国や民族の文化の違いが背景にあることであり、それを分かって、お互いに尊重し、理解することが解決の第一歩だということです。

 

最近、よくグローカル(グローバルとローカルを合わせた造語、おおむね、グローバルに開かれたローカル、というくらいの意味で使われているようです。)といいますが、そもそも、グローバルとは、ローカル×ローカルの総和であり、ローカル同士の相互理解と尊重の上に成り立つものだと実感します。

 

たとえば、アメリカ、日本、韓国、という3ヶ国をとっても、企業のカルチャーは全く違います。その背景には文化の違いがあると思うのですが、この続きは次回にお話ししたいと思います。

 

グローバルは、つまり愛の総和

 

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愛するから上手になるのだ

愛するから上手になるのだ

f:id:sailch-blog:20200511200942j:image鮭の煮おろし。我が家の誇る天才、妻氏の料理です。

 

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第17回です。

5月末までSTAYホームは延長になりましたが、このSTAYホームは色々な発見がありました。

一番の発見は

 

妻氏は料理が上手く

妻氏の料理は美味い

 

ということです。

私は、在宅勤務になる前は、ランチはほとんど、外食かお弁当で過ごしていました。

会社が豊かに接待費交際費を下さる上、神楽坂に近いという美食家にはたまらない位置に会社があるため、そこそこいい食事を、まあまあな頻度で食べていました。

外食しないときは、できあいのお弁当を買うのですが、激戦区なので、それもなかなかのお値段と味です。

しかし、、、、妻氏の料理は、そんな歴戦の勇士であるお弁当を余裕で蹴散らし、世も羨む神楽坂のお店たちとも堂々と張り合えるレベルでございます。

 

そして、今、私は悩んでいます。

このままでは、今日はただのおのろけブログと思われて終わってしまう、、、。

違うのです!本当に美味しいのです。

 

そこで、妻氏に聞きました。

どうやったら、こんなに美味しく作れるの?と。

すると、ポイントは、

 

料理研究家である妻氏のお母さんの教え

2  構想には時間をかける

3  作るのは時間をかけない

 

ということなのだそうです。

構想を受けられるのもすごいし、作るのはさらっとできるのもすごい。

でも、構想に時間をかける、は、なんとなくわかる気がしました。

それにしても、、、妻氏によれば、このくらいの料理が3~4くらいテーブルに並ばないと、妻氏のお母さんは納得されないとか。

レベルが高すぎてよくわかりません。

ゆえに、妻氏はそれほど自分は料理が上手いとは思ってないよう。

そういうものなのだろうか、、、。

とにかく、このままでは会社に出勤したときは、ランチはどうしたらいいんかな~と考えてしまいます。

最後に、私が、妻氏が料理の上手い理由について申し上げるなら、それは、妻氏自身、何より美味しいものが大好きだということです。

 

愛するから上手くなるのだ

 

無理やりまとめたようですが、、、世界を愛で語るブログでした。最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

 

 

 

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