愛の手

今回は、この手の話です。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第42回です。

ここ数回昔話シリーズが続いていますが、思い出したら書いておこうと思いますので、もう少しだけお付き合いください。

娘が、3歳くらいの時、娘と私の2人でお出かけをしたことがありました。

このときは、ベビーカーに娘は乗り、色々と遊び回りましたが、どちらかというと私が疲れてしまい、どこかで休もうと思いました(娘は移動がベビーカーなので、あまり疲れない、、、という)。

あいにくどこのお店も混んでいたのですが、あるカフェに入ると、ベビーカーは持ち込めないものの、

横並びのカウンター席なら空いています

と言われました。じゃあ、ぜひ、と思いましたが、店員さんが

ただ、ちょっと椅子が高いのですが、大丈夫ですか?それでもよければ、、、

とおっしゃいました。

思えば、このときもピーンと来ないといけなかったのですが、私も疲れていて

いいです、そこで、ぜひ。

と、妥協してお店に入りました。

しかし、席についてみると、思いのほか椅子が高い上に、椅子の後ろに段差があり、おおっ、こりゃ娘が落ちたら大変かもな、、、という感じでした。

こんな感じの椅子で、背もたれは低く、かつその後ろに段差がありました。

まあ、とはいえ、娘もまあまあ大きくなりましたし、大丈夫でしょう、と、お茶と和菓子を注文して(和の店でした。)待っていたとき、、、

娘が席から後ろに落ちました!

理由は不明。なぜなら、落ちる瞬間からしか見ていないからです。でも、なぜか、その瞬間からは見ていました。

そうなんです。娘が落ちた瞬間、(たいした音もしなかったはずですが)私はすぐに振り向き、娘のどちらかの足を瞬間、手でつかみました。

娘は、私に足をつかまれて逆さまになったまま、泣き出しました。

またもや騒然とする店内、、、しかし、今回は救急車は必要ありませんでした。何とか娘を引き上げ、抱っこしてあげながら、冷や汗をかいた私でした。。。

なぜ、その瞬間、落ちる娘に気づけたのかは今でも分かりません。

また、なぜ、普段そこそこ優柔不断な私が、人生でも屈指の光速で娘の足をつかめたのかも、いまだによく分かりません。

あれは、私の手が、まさに神の手!?になった瞬間でした。

それにしても、やはり店員さんの言葉のところで、店にはいるのをやめておけば、このようなリスクはなかったのは間違いありません。

疲れているからといって、判断を鈍らせると命にかかわる。。。それでも、神様に助けてもらいました。。。

差しのべられた愛の手(自分の手ですが)

世界を愛で語るブログでした。最後まで読んで下さり、ありがとうございます。