日: 2020年6月18日

芸術とコロナと愛

芸術とコロナと愛

昨日、この本を読み終わりました。タイトルは刺激的ですが、芸術界への建設的な意見が書かれていました。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第51回です。

最近、「芸術はなぜ人間に必要なのか。」というテーマで思考を巡らせています。

その中で、参考書の1つとして読んだのが、写真の本です。

コロナ期間に、私たちは特にライブの芸術を生活から剥ぎ取られてしまいました。この本にある美術館もその1つです。それで、芸術のない生活の中で、ぼんやりと芸術の意味について考えていました。

そんな中、ドイツのメルケル首相の印象的なスピーチを拝見して、改めて、どうして芸術が人間には、自分には必要なのだろうか、と、本格的に考え始めました。

メルケル首相のスピーチ↓

https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/21933

とても胸を打つスピーチなのですが、もっとよく自分の言葉で言語化して腹落ちしたい。。。

特に、この部分。

「文化的イベントは、・・・アーティストと観客との相互作⽤のなかで、⾃分⾃⾝の⼈⽣に⽬を向けるというまったく新しい 視点が⽣まれるからです。

 私たちは様々な⼼の動きと向き合うようになり、自ら感情や新しい考えを育み、また興味深い論争や議論を始める⼼構えをします。私たちは(芸術⽂化によって)過去をよりよく理解し、またまったく新しい眼差しで未来へ⽬を向けることもできるのです。」

この本にも、こんなコメントがありました。

「展覧会は、本来は観客が展示作品と一対一の会話を楽しむものだ。

とりわけいくつもの作品を同時に見ることで、美術への新たな見方が広がる。そして解説パネルやカタログを読んで、新たな知識を得る。そんな知的で静かな楽しみが・・・」

しかし、知的な楽しみ、というだけでは、知性が、表面的で自分を飾るようなもので終わってしまう恐れがあります。それだけで終わるなら、芸術は消費の対象に堕してしまう。。。

本当の知性は、そこから自分自身の魂と深く結び付かないといけない、とぼんやり考えました(妻氏はこういう営みを自然にできる天才肌です。)。

メルケルさんがおっしゃるような新たな心の動き、感情、考えを受け入れ、過去を理解し未来に目を向けるというところまで落としこむには、メルケルさんのこの言葉をしっかり受け止めなければならないかもしれません。

「⽂化的供給が表現しているのは、私たちについてであったり、私たちのアイデンティティについてだったりします。」

そうか、文化的な営み、芸術は、自分自身を投影するものなのかあ。

これを改めて確認して、少し納得しました。確かに、芸術をとおして、気づくことのできなかった自分自身を発見できるのなら、それは本当に貴重だ、と。

結論を出すのはまだ早い。しばらくの間、もう少し、思考を深めて見ようと思います。

芸術をとおして、自分を愛する(続く)

世界を愛で語るブログでした。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

結論は自画自賛

結論は自画自賛

このお食事にまつわるお話もでます。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第50回です。

今回は、完全にとりとめのない感じになりそうな予感がします。教訓やまとまりのある文章は、私も自分に期待しないので、皆様も諦めてください、、、。

さて、娘の通う小学校は、学校内に畑があり、収穫体験ができるそうです。

写真は、一昨日夜の、その収穫感謝の肉じゃがです(料理は妻氏です)。天才の料理は相変わらずめちゃくちゃおいしい。

今回娘は、学校の中の畑からかはわかりませんが、じゃがいも堀りをして、たくさん持ち帰ってくれました。

さらに、昨日は、午前中会社で仕事をして家に帰るとパンケーキタワーができていました。

豪快なパンケーキタワー。娘作。

そして、その頃、ピリーちゃんは、あまりに飛び回りまくったので、羽を少し切られていました(3ヶ月くらいで再生するらしい。)。元気よすぎ。。。

そんな中、娘は、、、STAYホーム期間に、子供向けの落語で「寿限無」を見て以来、はまってしまって、落語を聞いて楽しそうに笑っています。

私、絶対小学校のとき、落語の面白さとかわからんかったよ。君はほんとにすごいな、、、。

妻氏は、、、本当に教会のお手伝いが忙しそうです。いつもお疲れ様。。。赤ちゃんピリーちゃんのお世話もほぼ妻氏です。。。

そんな我が家の一階を横目に、私は、Webミーティングのために、今度は二階に出勤したのでした。

同じ家にいるのに、すごい皆さん、自由ですね(他人ごとか。)。

とりあえず、書いてみたら我が家は、毎日素敵でした。心から自画自賛したいと思います。

自画自賛愛

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