日: 2020年6月30日

7年

7年

娘の手に乗るピリーちゃん。癒しのひととき。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第60回です。

私は、2013年7月1日に、今の会社に入社しました。

今日で、丸7年が経過したことになります。明日からは8年目です。

1つの大きな区切りのように感じます。娘は、今、7歳ですから、入社したときは0歳でした。

歩き始めた頃の娘は、今は小学生。1つの時代が過ぎた感じです。

もう幼稚園の娘には会えない、、、と泣いた日もありましたが(娘は、今もかわいいです。)、悔いのない時間を過ごさせてもらったと思います。

しかし、成長度では、明らかに娘に負けてしまっているのは事実。

これからも気を引き締めて頑張ります!

1日1日重ねる愛

世界を愛で語るブログでした。これからもよろしくお願いいたします。

神の一手

神の一手

うちにも将棋はありますが、娘は難しいといって全然やりません、、、。

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第59回です。

先日、17歳の藤井聡太七段が、棋聖戦(五回戦)の第二戦で、渡辺明棋聖を破り、タイトルに王手をかけたのが話題になりました。

渡辺棋聖も、史上4人目の中学生棋士となられた方で、段位は九段、希代の名棋士のお一人です。中学生で棋士になられた方は、他には、羽生善治さん、加藤一二三さん、谷川浩司さん、藤井さんしかおらず、まさに天才同士の対決でした。

その渡辺棋聖が、一般的に有利といわれる先手番であるにもかかわらず、完敗とご本人が認める形で、弱冠17歳の藤井七段に敗れました。

それ自体もかなり衝撃的なのですが、今回、話題になったのは、藤井七段の「神の一手」です。

今回の対局で、藤井七段は、58手目に「三一銀」という手を打ちましたが、これは、渡辺棋聖はもちろん、数多の将棋のプロフェッショナルたちも、全く予想だにしなかった一手だったそうです。

有名な将棋AIである「水匠」(作成者が弁護士さん!であることでも有名です。)の最新バージョンでも、同じ局面で六億手のデータを読み込ませなければ、この一手を弾き出すことはできなかったとか。四億手くらいまでは、候補にも出てこないらしく、六億手くらいを読み込ませると、突然最善手として表示されたそうです。この手を、23分の思考の末に、藤井七段は指しました。

AIが六億手を読み込んで初めて答えを出せる一手を、わずか23分で打つ---まさに神の一手です。

さまざまな記事で、これについて藤井七段の大局観(将棋の達人は、それほど多くの手を読まなくても、脳内に蓄積されたいくつかの判断基準から、自然と最善手が思い浮かべることができるという能力を指すようです。)が理由としかいいようがない、と取り上げられました。

話題騒然の神の一手。

ただ、私は、ひふみんの愛称でお馴染みの加藤一二三九段がTwitterで、「AIを過大評価する一方で、天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする。」とツイートされていたのが印象に残りました。

https://twitter.com/hifumikato/status/1277482753143918594?s=19

藤井七段を持ち上げながら、その実、どこかAI礼賛に陥っていないか。興味深い指摘であり、棋士として、そして人間としての矜持を感じる一言でした。

これは、将棋の世界の話です。将棋は、それでも、それでも、ルールが決まっており、想定される変数が限られることから、取り入れるデータも用意することがまだ容易です。それでも、このような神の一手を打つ方は現れる。

現実世界はどうでしょうか。もっと変数が多く(というかほぼ無限にあり)、取り入れるデータをいくら用意しても、限界があるでしょう。AIの判断は、本当に最善手となり得るでしょうか。

まだまだ、人間の脳には、AIをも超える可能性があるし、AIに取って変わられると不安がるよりは、一人一人が自分の人生を脳をフル活用して生きることが人生の最善手のようです。

やはり、人間が打つから面白い。棋士の皆様の努力に心から敬意を払いつつ、私たちの人生もまた、そのような可能性を持つ貴重な人生であることを感じました。人間だから面白い。

神様が下さった人間の脳には、まだまだ可能性がある。私も、自分の人生の達人になり、自分の人生の神の一手を目指したいと思います!

AIをも超える脳の愛

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