笑いの科学~笑いがもたらす家庭平和

こんにちは!前々回「笑い愛」を書いたら、妻が

「あまりに笑いすぎると声が出ない笑いをし、その笑いが続いて腹筋が鍛えられ、なおかつ涙が出た。」

と関西人らしいコメントを寄せてくれました。

実は、こういう笑いは、科学的には、人間が進化の過程で獲得したSocialな笑い(意識的な笑い)とは異なる、原始的な笑いであり、Socialな笑いとは、発声法も全く異なります。

空気が肺から絞り出されるため、高音で笛を吹いたような変な音がなり、鼻音性があり、同時に言葉を発するのが困難になります。

このような笑いを聞くと、聞いた人たちの反応も異なります。

Socialな笑いに対しては、人はその意味を探ろうとするのに対して、こういう笑いは純粋に聴覚で音としてとらえますし、こういう笑いは特によく伝染します。

そして、このような笑いは、コミュニケーションにも非常にポジティブな意味を持ちます。

夫婦関係の長期的変化を研究した実験では、

夫婦関係が悪化し、イライラして、身体的にも影響が出るようなとき、

それを笑いのようなポジティブな感情で処理する場合、ストレスが軽減すだけでなく、身体的な快適さも増すことが分かっています。

その結果、夫婦は不愉快な状況を「協力して」処理することができるので、夫婦関係に満足度が高くなり、より長く続くのだそうです。

これは、夫婦関係に限らない、親密な関係性一般に拡張してもおそらく問題ないでしょう。

つまり、

どのくらい笑っているか

は、親密さのとても有益な指標になるのです。

一緒に心から笑うことで、難しい環境や状況において、感情を一緒に調整し、心地よさを一緒に産み出すことができるからです。

だから、私たちは、一緒に笑うべきなのです。心から。

そして、もし、神様と一緒に心から笑えるなら、私たちは神様とも親しくなれるのかもしれません。

すみません!全部、最近英語の勉強もかねて聞いているTEDのほぼ受け売りです。興味があるかたは、ぜひ聞いてみてください!

なぜ私たちは笑うのか ソフィー・スコット

とにもかくにも

 

難しいときこそ、一緒に、心から笑おう

 

世界を愛で語るブログでした!読んでくださり、ありがとうございました✨