連載小説「文学のない平安時代に転移したら紫式部になりました(2) いつの時代?」

皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ番外編、11歳の小説、第2話です。よろしくお付き合いください。。。

第2話 いつの時代?

見上げると、そこは一面青空だった。
突然、詩人口調になってごめんなさい。私の名前は陽樹 椎です。名字は「陽樹」だけど、椎は「陰樹」です。生い立ちは…名前の通りです。得意科目は国語!自己紹介終わり!(誰にやっているんでしょう…)というわけなんですけど…、さっきまでの道路はなく、草原に寝っ転がっている。なぜでしょう。「放心疑問」オリジナル心情語ができました。いや、そんなもの作ってる暇があったら、人探しましょう。幸い近くに都?みたいなのがあるので、いってみましょう!…と、思ったのですが、、、

平安時代…ですかね、タイムスリップ…ですかね、……。 いけません!つい固まってしまいました。はい、状況は平安時代の都みたいです!以上!

、、、

タイムスリップだとしたら、七、八百年代ですかね。よし、聞いてみましょう!
「あの…、今何年でしょうか。」
「え、2024だと思うけど?」
お姉さんは珍しく、いぶかしむことなく教えてくれました。って、えっ!今年ですよ!じゃあ此処何処なんです???若干錯乱気味の私に、お姉さんは優しく声をかけてくれた。
「もしかして、あなた星降り人?」
え、「星降り人」って?

(続く)