ハンコがないのが愛である。

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在宅勤務を利用し、娘を師匠に迎えてバイオリンを学んでいます。妻は師匠の兄弟子であり、厳格な(?)上下関係があります。

 

こんにちは。世界を愛で語るブログ、第2回です。

今、話題の「ハンコ出社」について考えたいと思います。

日本は世界一のハンコの国です。

契約書は何といってもハンコ。決裁もハンコ。役所への届け出も全部ハンコ。

ハンコなくして生活もビジネスも成り立ちません。

制度的には民事訴訟法や印鑑登録のおかげで、よくできてはいるのです。

ハンコがあれば間違いなく本人が契約したことが分かるし、

そのハンコが役所に登録されていれば、そのハンコが本物かどうかも分かるからです。

独特でもメリットもある制度ですが、最近はデメリットが目立ちます。

なんといっても、「ハンコ出社」。

たかだかハンコを押すために人が命の危険にさらされるという、究極のデメリットが露わになってしまっています。

特に会社の印鑑って、基本的に共用だし、やっぱり簡単には個人の自宅に持ち出せないんですよね。

そのため、この「ハンコ出社」をなくすために、皆さん知恵を絞っているところだと思います。絞っていてほしい!

ハンコのために感染するかもしれない、なんて、なしでしょう。

なぜなら、企業の経済活動は、人の命や安全を犠牲にして成り立つものではないからです。

企業倫理の根本には、いつも経済活動の前に、人の生命と安心がなければならないと思います。

最近は、契約を電子的な手続きで終わらせる企業や、コロナ期間はハンコを省略する企業も増えていると思います。

知恵を絞りましょう!

ハンコがないのが愛なのだ。

世界を愛で語るブログでした。最後まで読んで下さってありがとうございます。