愛をあおる(自転車運転の話)

白バイのお巡りさんは、車だけでなく自転車も見つめています。お疲れ様です。

皆様、こんにちは。久々の世界を愛で語るブログ、第86回です。

筆が進まないうちに(実際はタイピングなのですが)気づいたら12月になっていました。思い残しのないように、書いていこうと思います。

さて、私たちの教会のある足立区では、「自転車安全利用指導員制度」という制度があり、大きめの交差点には、指導員の方がいらして、

「歩道は歩行者が優先です!」

「徐行してください!」

「スマホ見ながら運転しないで下さい!」

と、自転車の交通ルールを教えて下さいます。

https://www.city.adachi.tokyo.jp/kotsu/anzenshido.html

以前も自転車の交通ルールをお知らせしました(自転車運転のルール1 自転車運転のルール2)が、指導員の方から、最近特によく耳にするのは、

「自転車もあおり運転は禁止です!」

という言葉です。私も「えっ、そうなの?」と驚きましたが、確かに自転車でもあおり運転は禁止されており、10月には埼玉県で逮捕者も出ていたそうです(道路交通法第70条の「安全運転義務」違反に該当します。)。

足立区の幹線道路は、歩道でも自転車の交通量がめちゃくちゃ多いので、このような指導は、歩行者と自転車同士の安全のためにとてもありがたいです。

また、指導員の方が繰り返し、繰り返し教えてくださるので、交通ルールが頭に入ります。これこそ、広い意味でのコンプライアンス教育!素晴らしいです。

さて、私は会社でもコンプライアンス教育もしているのですが、その中でこんな質問をすることがあります。

車が全然来ない、安全な状況で、横断歩道の信号は赤です。渡りますか?

こう聞くと、渡ると答える人と、そうでない人がいらっしゃいます。割合は毎回まちまちです。

では、次の質問です。この状況ではどうですか?

車は来ないけど、となりにこどもがいる。

これですと、渡らない、と答える人の割合が格段に増えます。子供の教育によくない、と考えるんですよね。

会社の教育では次に別の質問をするのですが、ここでは皆様に、この質問をしたいと思います。

では、同じように、隣で交通整理している人(お巡りさんではない)がいたら?

渡らない、と答える方の割合が多いと思いますが、では、なぜでしょうか?

私も渡らないです。

相手は大人ですし、渡ったからといって気にしないかもしれません。お巡りさんでもないから捕まることもないかもしれません。

でも、それは、その人の仕事への敬意を欠いていることになる、と思うので、渡りません。

そして、笑顔で会釈し、可能なら挨拶やお声がけもします。

その理由は単純で、自分もそうされたら嬉しいからです。

敬意を払うこと、挨拶や笑顔で愛を贈ることで、あおるなら、愛をあおりましょう!

だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者であり預言者である(マタイによる福音書7章12節)

あおるなら、愛をあおろう

世界を愛で語るブログでした。最後まで読んで下さり、ありがとうございます。