Webミーティングは愛で効果的に
庭の木々を昨日、刈り込みました。背の高い木が低いところまで葉を繁らせると、その足元の木が光を浴びられないので、大胆に枝と葉を落としたら、こんな感じに。。。
皆様、こんにちは。世界を愛で語るブログ、第15回です。
この状況ですので、どなたでも一度は、Webミーティングをしたことがあるかなと思います。
私も、先日、どんな進め方をしたら、Webミーティングの効果が上がるのかなあ、とあれこれ話すことがありました。
色々な意見があるなかで、ちゃんと本音で話し合い、参加者が納得してものごとを進めていくには、どうしたらいいのでしょうか。
これについて、2012年にGoogleが行った研究が参考になるので、手短にご紹介します。
プロジェクト・アリストテレス(Project Aristotle)というのですが、簡潔に申し上げれば、「とにかく効果的なチームを作るにはどうしたらいいか。」という研究でした。
彼らが研究を始めたところ、チームというのは、成果を上げるチームは上げ続け、そうでないチームはいつもそうなのだ、ということがまず分かったそうです。
その上で、勝ち続けるチームのポイントは何か、を様々な角度から研究したところ、一番大切なの要素は、
心理的安全性
である、という結論に達したそうです。
心理的安全性とは、
どんな発言をしても、馬鹿にされたり、罰されたりすることはない
というチームに対する信頼や安心感のことで、これにより、メンバー一人一人は、質問したり、思い付きで新しいアイデアを提案することや時にはネガティブな意見を言ったりすることもためらわなくなります。
天下のGoogleが極めて実証的に研究した結果が、これなんだそうです。
実際、能力の高いメンバーだけでチームを組んだり、ミーティングに様々なルールを加えてみたりしたそうですが、結局生産性に一番影響を与えたのは、この心理的安全性だったのだとか。
具体的な方法論としては、誰か一人がずーっと話し続けるのはあまりよくないようです。
意見を求め、よく聞いて、何よりお互いに学び合おうとする姿勢が大切だとされています。
また、そんな雰囲気を自然に作るには、チームのリーダーの役割をする人が、しっかりとした意見を持ちつつも、みずから自分の失敗や弱みについても話し、ひとりひとりに意見を求め、他の意見も尊重する姿勢を見せることが大きいのだそうです。
私は、この結論がすごーく気に入っていて、会社内の教育でも繰り返しお伝えしています。
自分がどんな話をしても大丈夫だ、受け入れてもらえる、という環境って、まさに愛のある環境ですよね。
最先端はやっぱり愛なんです、と伝えると、会社の皆様にも喜ばれます。
どんな自分でも受け入れてくれる、と思うから、本音も出るし、ネガティブに思える意見も思い切って言えるし、それでもし間違うことがあっても、誰も気にしないでいられるのですから。
そして、素のままの自分でいられながら、様々な人の意見に触れて成長できそうに思えます。
そういうミーティングなら、どんどん参加してみたいと思えるのではないでしょうか。
Webミーティングは愛で効果的に
世界を愛で語るブログでした。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。